第二次世界大戦中、ほとんどのシルク生地は軍がパラシュートに使用するため、配給制となり入手困難となりました。そんな状況の中、シルク特有の感触を損なわず、より経済的な素材としてレーヨンが人気を博しました。「シルキー」と言う言葉も普及し、レーヨン素材のアロハシャツのコレクションが出来上がりました。またハワイの気候でもたいへん快適に過ごせる上質なコットン素材のアロハシャツもレーヨン素材同様人気があり、プリント、デザインには、ココナッツの木、サーファー、カヌー、魚、花などハワイを象徴するモチーフが使用されました。現在もKAHALAでは当時のアーカイブを元にリプリントしたシャツを製造しております。このレーヨン、コットンブロードクロスはアロハシャツの原点とも言える日本製の生地を今日現在も使用しております。